大舞台での上位争い

女子ゴルフメジャーの全米女子オープンゴルフ(ペンシルベニア州)で日本から挑戦している大山志保選手が第2ラウンドを終えて3打差2位で折り返しというビッグニュースで3日を迎えました。3日目はスコアを伸ばせませんでしたが、それでも貫録の単独4位、首位のエイミー・ヤン選手とは5打差に広がりましたが、最終日優勝のチャンスがあることに間違いありません。大山選手にとってこの大会は3度目の挑戦になりますが、38歳のベテラン、2006年には国内ツアー賞金女王ですから、最終日もベテランらしいゴルフに期待が高ります。現地ではファーストフードを食べたりと、現地の環境になれて伸び伸びプレーできているのも素晴らしいと思います。メンタル的にも崩れる選手ではありませんので、この3日間のように伸び伸びとプレーできればチャンスが見えてきます。

 

葭葉ルミ選手と鈴木愛選手もイーブンパーの12位タイと善戦しており、これに1オーバーで横峯さくら選手が続いています。今年は挑戦している日本人選手の予選突破率も高く、特に横峯さくら選手は百戦錬磨のベテランですから、最終日どんなゴルフをしてスコアを伸ばしてくるのかも楽しみです。明日早朝からの最終日4日目、開場1900年という100年以上の歴史があるLancaster Country Clubで各選手どこまでスコアを伸ばせるか。朝早いのが大変ですがテレビ見られるようであれば頑張っておきたいと思います。

 

男子ゴルフはミュゼプラチナムオープン2015が開催されていましたが、初代チャンピオンはキムキョンテ選手となりました。過去の日本のツアー賞金王ですし、今日のようなゴルフが夏場も続けば今年もランキング上位に進出してくる選手かと思います。日本人選手最高成績は池田勇太選手の5位で、今週は外国人選手の上位独占となりました。次回以降のツアーでの日本人選手の巻き返しに期待したいところです。

初日からの完全優勝、来週は千葉が舞台

先週のサントリーレディース(六甲国際CC)はテレビで見ていましたが初日から首位に立っていた成田美寿々選手が最後は賞金ランキングトップをひた走るイ・ボミ選手を抑えて完全優勝を飾りました。今シーズンは4月のスタジオアリス女子以来の2勝目となりました。一時は逆転の成田と言われた最終日に逆転して優勝する勝負強さを見せていました。今回のサントリーレディースで通算6勝目となりましたが、そのうち5勝は最終日逆転勝ちという勝負強さ。競馬で例えるなら最後の直線勝負で瞬発力を活かしてごぼう抜きという感じでしょうか。ただ、先週のサントリーレディースは初日から首位の完全優勝ですから、先行してそのまま逃げ切りという新しいスタイルでの優勝でした。遠くアメリカでは全米女子プロゴルフ選手権が開催されていましたが、今回の優勝により全米女子と全英女子の切符を手にしたことになります。若くていきおいのある成田美寿々選手が海外の大舞台でアメリカツアー参戦組の日本人選手たちとどこまで上位進出することができるか今から楽しみな一戦が続きます。女子ゴルフは今週は舞台を千葉県に移して袖ヶ浦カンツリークラブ新袖コースでニチレイレディスが開幕します。梅雨のこの時期ですが4日間天気は持ってもらいたいものです(週末は現時点では下り坂のようですが)。開催される新袖コースが位置する地域は東千葉CCや京葉CCや本千葉CC、あるいは平川CCなどゴルフ場が多数存在するアクセスのよいエリア。袖ヶ浦CCはそれらの中でも名門コースなのですが、こんな便利なエリアで名門コースのホームコースを持てることはメンバーにとって幸せなことだと思います。千葉では今年に入ってあまりプレーしていませんが、昨年成田方面で長太郎カントリークラブでラウンドしてきました。長太郎もコースがとても面白いコースですが、千葉市に位置するアクセスのよいゴルフ場に近々機会があれば挑戦してみたいものです。

今年は混戦の女子ゴルフ

今年の女子ゴルフトーナメントはここまで毎試合ごと優勝が異なる面白い展開となっています。獲得賞金はまだ時期が早いですが、先週優勝した菊地絵理香選手が2位のイ・ボミ選手に500万円近くの差をつけてリードしています。ここまで7戦終わって外国人選手が2勝、日本人選手が5勝と日本人選手の奮闘が目立っています。先週優勝した菊地絵理香選手は初優勝でしたが、先々週とその前に優勝した成田美寿々選手(22歳)と渡邉彩香選手(21歳)はまだ20代前半の勢いのある選手で、成田選手は昨年賞金ランキング上位にランクインして勢いがありますし、渡邉彩香選手は明日から静岡県で開催されるフジサンケイレディスクラシックは地元でもあり、地元に強いところをみせたいところです。ここまであげた選手以外には昨年女王のアン・ソンジュ選手のエンジンがまだかかってきていませんし、一昨年の女王森田理香子選手もまだまだこれから暖かい気候になって台頭してきそうです。今週は川奈にて毎年華やかなフジサンケイレディスクラシックが開幕します。フジテレビが全面的に協賛するのでテレビ中継も豊富ですし、毎年華やかで過酷な環境での厳しい戦いが続きます。川奈の富士コースは言わずと知れた名門コースで、世界ゴルフ100選にも選ばれた歴史と風格、由緒正しいゴルフ場です。自然の地形を活かして海に突き出した名門コースで風の計算を入れながら今年はどういった戦いになるのか、明日の開幕が楽しみです。C・H・アリソン設計の名舞台で熱い戦いが始まります。

茨城のコース

気が付けば今日は3月下旬で本格的な春への季節の変わり目。卒業シーズンや4月から新しい環境になる人も多いのではないでしょうか。関東も今週は春を感じさせる日が多くなりコートが必要なくなってきました。4月に入ればいよいよ本格的なゴルフシーズンで、各コース土日は一杯になる季節でもあります。最近は茨城のコースにもよく行きますが、茨城と言えばトーナメント開催コースが多数あります。先日もブログに記載しましたが、5月のメジャーワールドレディスチャンピオンシップが茨城GCで開催されますし、サマンサタバサ ガールズコレクション・レディーストーナメントも茨城県のイーグルポイントです。茨城GC同様、イーグルポイントも茨城県を代表する名門コースで、今ゴルファーに話題の圏央道沿いのコースで近くには金乃台カントリークラブや江戸崎カントリー倶楽部があります。イーグルポイント含め金乃台や江戸崎でプレーしたことはございませんが、いつかはプレーしたいメンバーコースです(イーグルポイントはさすがにむずかしいかもしれませんが)。イーグルポイントから少し上の方ではかすみがうら市にあるオリックスゴルフの富士OGMゴルフクラブ出島コースやかすみがうらOGMなどもあります。富士OGM出島コースではプレー経験はございませんが、かすみがうらOGMは比較的リーズナブルな費用でプレーできるコースと言えます。イーグルポイントや江戸崎あるいは金乃台クラスではないかもしれませんが、この地域では比較的リーズナブルにきれいに整備されたコースをラウンドすることができます。全27Hありますので会員になってもそこまで飽きが来ないと言えるゴルフ場でしょうか。オリックスのコースはおかだいらや東千葉など最近保有コースが増えてきている印象がありますが、メンバー重視の経営姿勢が評価されているとき聞きます。今度はプレーしたことがない富士OGM出島コースも挑戦してみたいところです。

 

開幕までもう少し

今年も国内女子ゴルフトーナメント開幕まで残り1ヶ月を切ってきました。この時期のゴルフ場は朝はかなり冷え込みグリーンが凍っていたりする時もありますが、今日みたいに快晴の日はやはりプレーをしていてとても気持ちがいいものです。この時期個人的に沖縄でプレーしたことはありませんが、3月上旬でも沖縄のゴルフ場はかなり暖かいことが予想されます。毎年ダイキンオーキッドレディスは開幕戦として華やかなメンバーが揃い楽しみも大きいツアーですが、今年はアメリカツアー参戦中の横峯さくら選手、有村智恵選手、上原彩子選手、宮里美香選手も参戦予定との事で地元出身の上原選手、宮里美香選手の参戦もあって大きく盛り上がりそうです。昨年はO・サタヤ選手が頭一つ抜け出して優勝し、一昨年は森田理香子選手と横峯さくら選手がプレーオフまでもつれる息をのむ展開に。結局この二人、シーズン終盤まで賞金女王争いを演じることとなり、シーズンを占う意味でも重要な一戦となりました。また3年前は斉藤愛璃選手が華やかな初優勝を飾ったツアーでもあります。国内最初のメジャートーナメントは今から3ヶ月先のワールドレディスチャンピオンシップ(茨城ゴルフ俱楽部)まで待つことになりますが、昨年かなり強かったアン・ソンジュ選手に今年の日本人選手たちがどう立ち向かうのか今から楽しみです。既にアメリカでは毎週トーナメントが開催されていますが、国内ツアーの開幕ももう少しとなりました。

来年のスケジュール

女子ゴルフは先日来シーズンのトーナメントスケジュールを発表しましたが、試合数は37試合と多くのスポンサーがついて相変わらずの人気を博しています。今年は成田美寿々選手、鈴木愛選手、酒井美紀選手など若手の台頭が目立った一年間でしたが、来年もツアーの充実に併せて多くの若手選手の台頭が期待されます。今年はやや昨年に比べて精彩をかいてしまった森田理香子選手や吉田弓美子選手の巻き返しにも期待がかかります。アン・ソンジュ選手はじめイ・ボミ選手など外国勢の活躍が目立った2014年シーズンではありますが、今年は上田桃子選手の復活や高校生の勝みなみ選手の優勝など注目のニュースも多くありました。来年は絶対的な安定感を誇るアン・ソンジュ選手が各選手の目標になるかと思います。ただ、次から次に若手が台頭してきており国内女子ゴルフツアーのレベルも上がっているのではないでしょうか。また気になるニュースでは来年横峯さくら選手がアメリカツアーに本格参戦になります。同世代の宮里藍選手は既にアメリカツアーを主戦場に戦っており、かつての国内ツアーを盛り上げた二人の選手が来年共にアメリカツアーに挑戦することになり、個人的には来年の楽しみが増えました。今年は海外ツアー参戦組の日本人選手が苦しい戦いを強いられましたが、国内ツアーエース格の横峯さくら選手が加わることで各選手相乗効果がまし好結果につながってくれればと思っております。

華のある選手

日本でもトップクラスの選手が集まるダンロップ・フェニックス(フェニックスCC)は初日11位だった松山英樹選手が2日目に1イーグルを最終18Hで出して一気に単独首位になって折り返しました。1打差の2位タイにはI・H・ホ選手とJ・スピース選手が付けています。松山選手にとってはアメリカツアー挑戦のスケジュールもあり、ダンロップフェニックスが今シーズンの最終戦となります。3日目の今日もスピース選手と同組で競り合ったようですが、話題を独占しつつ最終日を迎えることになります。今のところの速報では2打差で単独首位。今の実力ならばこのまま逃げ切りも可能そうです。さすがは昨年圧倒的な強さを見せた賞金王です。女子ゴルフトーナメントは国内ツアーは残り2戦。大王製紙エリエールレディスオープン3日目は鈴木愛選手が単独トップで最終日を残すことになりました。今年日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯(美奈木ゴルフ倶楽部)でも優勝を飾っており、上り調子の若手選手です。単独2位には横峯さくら選手。横峯選手は今年未勝利で、昨年は4勝しているだけに、何としてもシーズン初優勝をという状況だと思います。国内ツアーは男子も女子も残りツアー数が少なくなっていますので、一ゴルフファンとして残りの試合を楽しみたいと思います。