ゴルフ、タイガー

欧州ツアー中東シリーズの最終戦となるオメガ・ドバイ・デザート・クラシック(エミレーツGC)で3日目を終えて、タイガー・ウッズが首位に1打差4位につけて久しぶりの優勝に王手をかけたと報道されていました。優勝となれば15カ月ぶりとなるようです。この間にプライベートで色々と問題があり精彩を欠いていた感は否めませんが、今回復活となればマスターズに向けてまた楽しみな話題が増えそうです。タイガー・ウッズがプロ入りしたのは96年で、今年は円熟期を迎える時期とも言えます。96年夏にデビューした直後はツアー5戦目で早くも優勝し、翌年のマスターズでいきなり2位を大きく引き離しての優勝。これにはさすがにこの年でまさかメジャー制覇とはという大方の予想を裏切る新時代の幕開けとなった大会でした。今年タイガーが復活を遂げれば、ジャック・ニクラウスの持つメジャー記録更新も十分可能性があると思われます。マスターズに挑戦する日本人選手にとってはとても強力なライバルになるかと思いますが、観る方にとってはとても面白いゴルフを期待できます。