アマチュアゴルファーの勝利

男子ゴルフ三井住友VISA太平洋マスターズはなんと東北福祉大学の松山英樹選手が逆転の優勝となり、アマチュアながらプロツアーでの優勝となりました。これは倉本選手、石川遼選手に続く3人目の快挙でましてやこの太平洋マスターズは男子ゴルフ終盤戦の重要な大会での優勝ですから本人にとってはかなり貴重な経験になったはずです。残り試合松山選手がどこまでツアー出場するかは今のところわかりませんが、これから断然の注目を集めることになると思います。石川選手と同じ年代に二人も強力なプロがいると言うことで今後の男子ゴルフツアーはこの2人の若手を中心に進んでいくものと思われます。2位にはベテランの谷口徹選手が貫録を見せて順位を上げました。この大会のスコアは67−69−69ですからすべて60台。大きく崩れないところがさすがです。ただ、本人いわく優勝できなかったことはかなり悔しいようで敗因のひとつとしてパットの精度を上げていました。マスターズチャンピオンのシャール・シュワーツェル選手は3日間67−70−69とさすが王者と言えるような安定感。残念ながら優勝はできませんでしたが、本大会を十分楽しんでプレーできたようなので、今後の日本ツアー参戦を増やしてもらえるともっと面白くなると思いました。シュワーツェル選手もコメントで松山選手の太鼓判を押しているようなので、来年のアメリカゴルフツアーの最高峰マスターズでぜひ再戦を楽しみにしたいですね。