マスターズ最終日を残して

日本人選手としてただ一人マスターズに参戦していた松山英樹選手が残念ながら予選落ち。しかし今年のマスターズは波乱の展開が続いており、過去マスターズを3回制しているフィル・ミケルソン選手が予選落ち。そのほかにもセルヒオ・ガルシア選手やアーニー・エルス選手、シュワーツェル選手(2011年優勝)、ルーク・ドナルド選手などが軒並みの予選落ちとなっています。3日間を終えて首位に立っているのは2012年優勝のバッハ・ワトソン選手と最年少優勝記録を狙うジョーダン・スピース選手。過去に最年少優勝を決めた選手はタイガーウッズ選手やバレステロスやニクラウスなど歴史を作ったレジェンドばかり。もし優勝となればゴルフ界の新しい時代の到来と言えるかもしれません。松山選手は3度目のマスターズ挑戦で初めての予選落ちとなってしまいましたが、本調子ではないことは明らか。左手首にはテーピングをはっての出場だったこともあり本調子ではなかったのだと思います。20歳のスピース選手が首位争いをしていることもあり、新しい世代の台頭が目立つゴルフ界ですが、松山選手にマスターズ以外にも残り3大メジャーが待っていますから、是非故障完治後の万全なゴルフができるようコンディション調整を行ってもらいたいと思います。