海外ツアー予選終了、伝統の北海道の一戦、ゴルフ人口など

アメリカ女子ゴルフツアーのヨコハマタイヤLPGAクラシックで初日75位と出遅れた宮里藍選手が2日目猛チャージで2日目は67でラウンドし、一気に16位浮上。宮里美香選手と同順位につけました。他には上原彩子選手が初日4位スタート、2日目終わっても10位と健闘しています。宮里藍選手は先週のエビアン選手権で、一番可能性のあるメジャーと思ってみていましたが、残念ながらの予選落ち。初日もスコアは良くなかったので厳しいかと思っていましたが、一気に挽回してきました。決勝ラウンドに進んだ3選手にはぜひ頑張ってもらいたいと思います。国内ツアーでは男子ゴルフが北海道でANAオープン(札幌ゴルフ倶楽部輪厚)で2日間が終了。久しぶりの谷原秀人選手が後輩の藤本選手などを抑えて1打差つけて単独首位。谷原選手は決して万全な状態でなかったと思いますが、後半戦の2日間にも期待したいと思います。このツアー2010年から池田勇太選手→バーンズ選手(2011年)→藤田寛之選手(2012年)→小田孔明選手(2013年)とビッグネームの選手が優勝しています。またANAというスポンサーもあってか毎年石川遼選手が参戦して大いににぎわうツアーでもあります。伝統の一戦後半戦どうなるか今日を含めて残り2日間楽しみなツアーです。ゴルフ業界は2015年問題などと色々ゴルフ人口の減少に対して対策を求められているとニュースにも出ていました。女子ゴルフを見ていると若手の有望選手がどんどん出てきて盛り上がっていますが、まだ一般的には敷居の高いスポーツという印象が強いのだと思います。今のゴルフをささえている65歳前後のシニアのゴルファーたちが引退をした後、どうやってプレーヤーを増やしていくか、業界全体近々の課題となっています。都内近郊のゴルフ場はプレーフィーも高くなるため、家族気軽にゴルフを楽しむという環境はないかもしれませんが、親子でゴルフなどゴルフ人口を増やすための施策をゴルフ場が率先して行っていかないとただでさえ少子化の時代ですからゴルフ人口が減っていってしまう可能性があります。幸いそうしたことを見越して若手のゴルファーの料金を優遇するなどのプランを発表しているゴルフ場も結構出てきています。千葉県の八幡カントリークラブなどはメンバーのお子さん(~18歳)がプレーする際、格安料金でお子様のプレーが可能といったプランを発表しており、今後コースがこうした取り組みを率先して行っていくことで、ゴルフ人口拡大が少しずつ広まってくるのかもしれません。