ゴルフメジャー初勝利

男子ゴルフの今シーズン初めてのメジャー大会日本プロゴルフ選手権日新カップヌードル杯(小野東洋GC)で首位に立っていた河井博大選手がプロ16年目で初めての優勝。しかもそれがメジャー大会という快挙を成し遂げました。日本プロゴルフ選手権は日本のプロゴルフトーナメントの中でも最も歴史がある大会で、2009年には池田勇太選手がツアー初優勝をメジャー大会で飾った大会でもあります。最後は韓国のべサンムン選手との緊迫した展開になりましたが、果敢にパターを用いて最終日を4バーディー、1ボギーの68というスコアで快勝。プレッシャーもあったかと思いますが、最後の最後でベテランらしいゴルフを展開しました。瀬戸内高校時代の先輩田中秀道選手にも不振に陥っていた時代に何度も励まされたといいます。最後は優勝後に先輩の田中選手と抱き合う姿は苦労人ならではの感動する光景でした。今回の勝利で河井選手は来季から5年シードの資格を得ましたが、大器晩成のベテランとして、これから若手に交じってレベルの高いゴルフを見せてもらいファンを楽しませてもらえたらと思います。