メジャートーナメント

先週までニュージャージー州のトランプナショナルGCベドミンスターで開催されていた全米女子オープンはフォン・シャンシャン選手が最終日逃げ切れるかというところ、結局は韓国の23歳パク・ソンヒョン選手が逆転でメジャー初タイトルとなりました。上位は韓国勢が独占し、2位のチェ・ヘジン選手は17歳のアマチュア選手ということで改めて層の厚さを示したことになります。日本勢では野村敏京選手が33位、宮里藍選手が41位、葭葉ルミ選手が51位でした。今回はメジャートーナメントだけあって、アンダーパーでのラウンドが難しいようなコースセッティングだったと思いますが、それでも4日間終わって見ればトップ20まではアンダーパーの選手たちで、日本人選手トップは野村選手の+2と参戦した選手全員がアンダーパーでまとめられませんでした。葭葉選手はドライバーの飛距離は世界でもトップクラスだったのは朗報でしたが、日本ツアーでトップクラスで活躍する選手たちが予選落ちしてしまいましたので、やはり国内のゴルフ場と海外のメジャー仕様のコースとでは環境面の違いも大きかったのかもしれません。国内のイーグルポイントで開催されたサマンサタバサ ガールズコレクション・レディーストーナメントも韓国のキム・ヘリム選手が2位以下の選手を引き離しての優勝しました。今週はいよいよ男子ゴルフの全英オープンがロイヤルバークデールで開幕します。注目はもちろん松山英樹選手ですが、日本からは池田勇太選手、谷原秀人選手、宮里優作選手の東北福祉大出身のトッププロも参戦予定のため、こちらも楽しみです。