PGAツアー4勝目

今日のスポーツニュースでは松山英樹選手のフェニックスオープン優勝、2連覇を大きく取り上げていました。3日まで4打差3位、それも混戦の最終日だったため、よほどの最終日スパートがないと難しいかなと勝手に思っていましたが、蓋を開けて見ればウェブ・シンプソンとのプレーオフに持ち込み粘りのゴルフで2連覇を達成しました。残念ながらLIVEで見ていたわけではありませんが、録画で息詰まる熱戦を見て改めてすごいプレーヤーだなと感じた次第です。このフェニックスオープン、温暖な地でもあるアリゾナ州TPCスコッツデールで開催され、あの名物16番は1万6千人以上が収容できるそうで、恐らく歴戦のプロたちもこんなにギャラリーに囲まれてゴルフをすることはこのトーナメント以外では珍しいのではないでしょうか。ホール全体を取り囲む観客席は見ていて面白いものがあります。勝利の要因は素人分析となってしまいますが、何よりもあの異様な空気にのまれることなく、平常心を保てたことと、最終日に向けての修正能力でしょうか。昨日までフェアウェイキープ率は50%でパッティングもここぞというところで決まりませんでした。普通ならここで取り乱してしまうところですが、最終日に向けて修正して自身のゴルフができたことはお見事の一言です。現在世界ランキング5位ですが、今回の勝利でさらなる注目を浴びそうですし、2か月後のマスターズに向けてこれから日本のファンのみならず、PGAツアーでも大きな注目が集まりそうです。今回のフェニックスオープン勝利でアメリカツアー4勝目となり、丸山茂樹選手の3勝を抜く事になりました。今年の4大メジャー、マスターズのみならず今から期待が高まります。