20歳の選手の躍進

今週の男子ゴルフはHEIWA・PGM選手権in霞ケ浦がPGMの美浦ゴルフ倶楽部で開幕しています。3日目を終えて昨日まで5位タイだった近藤共弘選手が単独首位に立って最終日を迎えます。2打差の2位タイには藤本佳則選手とブラッド・ケネディ選手、そして2日目まで首位に立っていた谷原秀人選手が並んでいます。2打差のリードでの最終日。近藤選手は既にベテランの選手ですから百戦錬磨のゴルファーですが、久しぶりの優勝争いにもなりますので、注目の集まる最終日どのようにまとめてくるか今から楽しみが続きます。ただ、近藤選手、3日目は8バーディー、1ボギーの64でラウンドしていますから、勢いはかなりある状態での最終日です。注目のこのツアー参加の石川遼選手は34位タイで最終日を迎えることになります。ツアー前から注目の集まる石川選手ですが、得意の三井住友VISA太平洋クラシックも控えておりますし、茨城の美浦GCで11月のトーナメントの弾みをつけたい最終日です。女子ゴルフは今週三重県近鉄賢島CCでミズノクラシックが開催されています。2日間終わって鈴木愛選手が単独首位で最終日を迎えることに。このツアー世界からもトッププロが集結しており、日本国内だけでなく注目の集まるツアーです。プレッセル選手やステーシー・ルイス選手など世界のトッププロが集結していえるだけあって、鈴木選手にはかなりのプレッシャーがかかる最終日になるかと思いますが、自分のゴルフに徹して快挙を成し遂げてもらいたいと思います。関東での開催ツアーではありませんが、明日は大きな注目が集まる一日になりそうです。

男子ゴルフ終盤戦

男子ゴルフは千葉県の袖ヶ浦カンツリー倶楽部袖ヶ浦コースでブリヂストンオープンが3日目を終了しました。トップにたっているのは小田孔明選手で現在賞金ランキング2位につけており、今年は賞金王を狙える位置にいます。2位の矢野東選手に3打差つけているため最終日はセーフティリードと言えるかもしれませんが、まだまだ上位陣は混戦です。このところ優勝争いに加わっていなかった小田孔明選手ですが、ブリヂストンオープンで優勝することで一気に浮上して11月からのシーズン終盤戦に向けての浮上になってもらったらと思います。バーディー奪取率の高い選手で調子が良ければ小気味よくスコアを伸ばしていくベテランの36歳。また賞金ランキング1位の藤田寛之選手も3日目にスコア65をたたき出し一気に11位に浮上してきました。できる限り10位以内にフィニッシュして、賞金総額をアップさせておきたいところです。男子ゴルフはこの後マイナビABCチャンピオンが兵庫県で開催され、11月上旬に茨城県美浦ゴルフ倶楽部でHEIWA・PGM CHAMPIONSHIP in 霞ヶ浦が開幕します。開催が茨城県のPGMコースとあって美浦GCでプレーされた経験を持つ方は多いのではないでしょうか。先日は同じ茨城県のPGM経営の扶桑カントリー倶楽部でプレーをしてきましたが、自身は美浦GCでプレーしたことはありません。いつかは挑戦してみたいコースです。PGMの総武カントリークラブ同様PGMのフラッグシップコースとして定評のあるチャンピオンコースで、現在は預託金充当キャンペーンを年内行っているので、この制度を利用して美浦GCメンバーになられる方も多いかと思います。昨年は中国出身の呉阿順選手が1打差優勝しましたが、美浦GCを舞台に今年はどんなドラマが繰り広げられるか。美浦GCは比較的都内からのアクセスも良いため、今年も多くのギャラリーが集まると思われます。

バーディラッシュ、何とか天候維持

台風の影響が心配されましたが、今週は男子ゴルフトーシントーナメント(TOSHINGC)とLPGAはスタンレーレディス(東名カントリークラブ)が開催されていますが、何とか台風の影響を受けずに進めそうでしょうか。男子ゴルフはスコアがすごいことになっていて、すごいアンダーパーで最終日のサンデーバックナインに進んでいます。普通のゴルファーですとそこそこ難しいと思うコースもプロだといとも簡単にスコアがでてしまう、ということでしょうか。開催コースでプレーしたことはありませんが、トーナメント仕様とはいえ、フェアウェイが絞られる等がないとやはりそこはプロで難なくバーディを取っていくということでしょうか。3日目は韓国のS・H・キム選手が61という驚異的なスコアをだしていすから最終日もバーディラッシュによる激しい優勝争いが予想されます。静岡県の東名カントリークラブで開催されているスタンレーレディースは2日目まで終了して李知姫選手が単独1位で最終日を迎えています。これからテレビ放送になるので何とも言えませんが、2位で逆転優勝を目指す成田美寿々選手とは3打差。ベテラン選手だけに現在のスコアがセーフティリードかどうか楽しみにしたいところです。単独3位には賞金女王争い上位のアン・ソンジュ選手もつけていますのでまだまだひと波乱ありそうです。このツアー得意としている有村智恵選手は残念ながらまだ上位争いできていないようです。何とかこのまま台風19号の影響を受けず両ツアーが進んでもらいたいと思います。

海外ツアー予選終了、伝統の北海道の一戦、ゴルフ人口など

アメリカ女子ゴルフツアーのヨコハマタイヤLPGAクラシックで初日75位と出遅れた宮里藍選手が2日目猛チャージで2日目は67でラウンドし、一気に16位浮上。宮里美香選手と同順位につけました。他には上原彩子選手が初日4位スタート、2日目終わっても10位と健闘しています。宮里藍選手は先週のエビアン選手権で、一番可能性のあるメジャーと思ってみていましたが、残念ながらの予選落ち。初日もスコアは良くなかったので厳しいかと思っていましたが、一気に挽回してきました。決勝ラウンドに進んだ3選手にはぜひ頑張ってもらいたいと思います。国内ツアーでは男子ゴルフが北海道でANAオープン(札幌ゴルフ倶楽部輪厚)で2日間が終了。久しぶりの谷原秀人選手が後輩の藤本選手などを抑えて1打差つけて単独首位。谷原選手は決して万全な状態でなかったと思いますが、後半戦の2日間にも期待したいと思います。このツアー2010年から池田勇太選手→バーンズ選手(2011年)→藤田寛之選手(2012年)→小田孔明選手(2013年)とビッグネームの選手が優勝しています。またANAというスポンサーもあってか毎年石川遼選手が参戦して大いににぎわうツアーでもあります。伝統の一戦後半戦どうなるか今日を含めて残り2日間楽しみなツアーです。ゴルフ業界は2015年問題などと色々ゴルフ人口の減少に対して対策を求められているとニュースにも出ていました。女子ゴルフを見ていると若手の有望選手がどんどん出てきて盛り上がっていますが、まだ一般的には敷居の高いスポーツという印象が強いのだと思います。今のゴルフをささえている65歳前後のシニアのゴルファーたちが引退をした後、どうやってプレーヤーを増やしていくか、業界全体近々の課題となっています。都内近郊のゴルフ場はプレーフィーも高くなるため、家族気軽にゴルフを楽しむという環境はないかもしれませんが、親子でゴルフなどゴルフ人口を増やすための施策をゴルフ場が率先して行っていかないとただでさえ少子化の時代ですからゴルフ人口が減っていってしまう可能性があります。幸いそうしたことを見越して若手のゴルファーの料金を優遇するなどのプランを発表しているゴルフ場も結構出てきています。千葉県の八幡カントリークラブなどはメンバーのお子さん(~18歳)がプレーする際、格安料金でお子様のプレーが可能といったプランを発表しており、今後コースがこうした取り組みを率先して行っていくことで、ゴルフ人口拡大が少しずつ広まってくるのかもしれません。

前半戦のツアー

秋のゴルフシーズンが到来し、各種海外メジャーツアーは既に終了している大会が多いですが、国内ツアーはこれからメジャーツアーが多く組まれ、トーナメントも中盤から終盤に差し掛かってきます。ここ数日は関東地方は雨模様もあってすっかり秋になりつつあります。気がつけば来週から9月突入で、秋のゴルフシーズン到来となります。女子ゴルフの場合これから9月、10月と日本女子プロと日本女子という大きな大会が控えていますが、ここまで全23戦が終わってイ・ボミ選手とアン・ソンジュ選手が安定的な力を見せて3位以下の成田美寿々選手を大きく引き離しています。過去2回日本ツアーの賞金女王となって、ここ3年ぶりの女王復活を目指すアン・ソンジュ選手と初の賞金女王を狙うイ・ボミ選手に日本人選手がどこまで迫っていけるかという構図です。日本人選手のエース格筆頭で昨年賞金女王となった森田理香子選手が今年は現段階で11位、昨年森田選手と女王争いをした横峯さくら選手が26位と今年は上位争いできていないので、後半戦の巻き返しに期待がかかります。森田理香子選手は先週のCATレディースでも上田桃子選手と優勝争いをしておりますので、調子は上がってきていると思います。一方男子勢は今年は日本勢の活躍がここまで目立っており、小田孔明選手が初の賞金王を狙っています。松山英樹選手がアメリカツアーを主戦としていますので、小田孔明選手には何とか初の賞金王目指して国内エースとしての意地をみせてもらいたいところです。来週からは山梨県の富士桜CCでフジサンケイクラシックも開幕予定で秋の絶好のゴルフシーズンの中、ゴルフ観戦も楽しみが増しそうです。

北海道ツアーと全米プロ最終日を残して

今週の女子ゴルフは北海道の札幌国際CCでmeijiカップが開催されており、2日目から単独首位に立っていた申ジエ選手がそのまま逃げ切り優勝。今シーズンは既に2勝目で優勝は6月のニチレイレディス(袖ヶ浦カンツリークラブ)以来で、今回の勝利により今年の賞金女王争い上位にも出てくることになりそうです。申ジエ選手は何といってもアメリカのLPGAツアーでもトップクラスの選手で全英リコー女子を2回も制しているトッププロでもあります。今年は日本ツアーの比重を増やすようで今後の参戦状況によっては一気に賞金女王争いの主役になる可能性は十分あります。2打差の2位にはテレサ・ルー選手、3位タイには藤田幸希選手、穴井詩選手が入りました。昨日まで2位で優勝争いをしていた原江里菜選手は久しぶりの6年ぶりの優勝を狙いましたが、残念ながらスコアを伸ばせず。また、2日目に67と一気にスコアを伸ばした昨年の女王森田理香子選手も昨日の勢いを継続させることができず今シーズン2勝目、通算7勝目には届きませんでした。森田理香子選手は今年3月のTポイントレディス優勝後は勝っていませんし、ここまで4月以降苦戦が続いています。パッティングの調子が上向いていないようですが、既にツアーは夏場ですし前半戦を終えておりますのでこれからの安定したゴルフに期待したいところです。今週は男子ゴルフの国内ツアーがなく今日の深夜は全米プロゴルフ選手権の最終日となります。松山英樹選手と小田孔明選手共に苦戦が続いていますが、既に予選突破もしてますし、メジャー最終戦を悔いなく終えてもらいたいと思います。また、トップを快走するR・マキロイ選手の強さは特筆すべきものがあり、ドライバーの飛距離精度、パッティングと非の打ちどころがない状況です。2位以降はまだ僅差ですので、最終日平常心のゴルフができるかマキロイ選手に大きな注目が集まります。

距離がありドライバーがポイント?のメジャー最終戦

いよいよ今日の朝早くから今年のメジャー最終戦である全米プロゴルフ選手権がバルハラゴルフクラブで開幕する。このバルハラゴルフクラブは2000年にも全米プロゴルフ選手権が開催されており、ジャック・ニクラウスが設計したコースとなります。距離がかなりあるため、ドライバーの飛距離が各選手の命運をわけそうです。飛距離と言えば、今絶好調なのは全英オープンから2連勝して本番に臨むロリー・マキロイ選手で300Y近い正確なドライバーショットが今週も炸裂すれば驚異のスコアで2位以下を引き離して終盤を迎える展開もありそうです。このツアー直前まで出場可否に注目が集まっていたのは過去何度も全米プロを制しているタイガー・ウッズ選手です。故障明けで万全でないことは今年の成績を見ても明らかで、今回の出場も危ぶまれていたぐらいですから、コンディションがベストでないのは懸念されます。ただ数々のミラクルを起こしてきたゴルファーですから簡単に世代交代の切符は渡さない意気込みだと思います。日本からは4選手が出場予定で当然期待が高まるのは松山英樹選手。先週のブリヂストン招待ではいい感じで終えて本番を迎えることになります。練習ラウンドはせずにパッティングとショットのスイング確認が中心だったようですが、連戦の疲れもあると思いますしもう世界でもトッププロですので、あとは勝負運の強さと本番での勝負強さを楽しみに観戦したいと思います。来週からいよいよお盆休みで帰省ラッシュになると思いますが、連日30度を超える機構の中ではやはり高原でのゴルフをしたいのが理想です。といっても田舎はないので都内近郊で2ラウンド予定。一つは以前もいったことがある長太郎カントリーでここはドッグレッグが多く結構攻めがたく難しい思い出があります。ややクラブハウスは古いのかもしれませんが、コース自体はとても気に入っているゴルフ場なのでタフな設定に負けないように臨みたいと思います。成田の奥でゴルフをするのは久しぶりで最近は市原方面のコースでプレーが多かっただけに久しぶりの長太郎でしっかりスコアをまとめたいところです。