国際色豊かなトーナメント

男子ゴルフのアジアパシフィックオープンダイヤモンドカップは大阪府の茨木CCで行われていましたが、優勝は台湾のセン世昌選手で優勝スコアは-10アンダー。他の選手を引き離す最終日圧巻のゴルフで優勝となりました。他の選手のスコアが伸び悩む中、今日だけで-8だったのでお見事だったと思います。セン世昌選手は最終日ラウンド前はトップを行くタイの17歳パチャラ選手とは6打差開いていましたので、そこからの逆転劇となりました。単独2位には昨日まで2位だった小池一平選手がつけて今後の活躍を予感させてくれました。小池選手は池田勇太選手などと同期の選手で6月に優勝を飾った塚田陽亮選手も同期となります。所属コースは出身地の山梨県境川カントリー倶楽部に所属しており、今度は関東開催のツアーでも成績を残してくる選手かと思います。最終日は一時単独トップに立つ場面もありましたが、やはり最終日独特の優勝のプレッシャーがあったのでしょうか。その後はスコアを伸ばせませんでしたが、優勝争いを経験できたのは大きかったと思います。単独3位には山下和弘選手が入りました。女子ゴルフは宮城テレビ杯ダンロップオープンが利府GCで開催され、最後は申ジエ選手と李知姫選手のプレーオフに。相手がベテラン同志でしたので見ごたえのあるプレーオフになりましたが、軍配は李知姫選手に。今シーズンツアー2勝目と同時に生涯獲得賞金も10億円突破の偉業を達成しました。息の長い選手でトーナメント終盤戦でもしぶといゴルフを見せて賞金女王争いにも名乗りを上げてきてくれそうな選手です。