ゴルフ最終戦

今シーズンの男子ゴルフ最終戦日本シリーズJTカップ(東京よみうりカントリークラブ)は最終日に61という快スコアを記録した6位タイから最終日スタートした谷口徹選手の猛追を振り切り同じくベテランの藤田寛之選手が見事に優勝。これで優勝賞金4000万円が加算され、一気にキム・キョンテ選手を追う石川遼選手や池田勇太選手を抜き2010年度賞金ランキング2位という記録でシーズン終了。谷口選手の猛スコアを見ながらの苦しいゴルフでしたが、17Hでのイーグル、そして短いけれど非常に難しい18Hでの最後のパット見ていて藤田選手の熱気が伝わってきました。今シーズンは4月のつるやオープン(山の原ゴルフクラブ 山の原コース)で優勝後、夏場の6週連続の予選落ちという悔しい時期がありましたが、それ以外は10位以内12回という安定したゴルフを展開して賞金を加算していった。今日は師匠の芹沢プロもきていたようで、来年も安定したショットとここ一番での強さを武器に若手世代の手本となってもらいたい選手です。2位だったベテランの谷口選手も今シーズンは日本プロゴルフ選手権 日清カップヌードル杯(パサージュ琴海アイランドゴルフクラブ)1勝でしたが、つるやオープンで藤田選手と競った2位をはじめ、2位が3回、3位は3回という安定したゴルフを展開した。石川選手は残念ながら初日の出遅れもあり、優勝争いには絡めませんでしたが、それでも一日でフォームを軌道修正してきた点と、数々の国際大会も経験して、来年はさらに強くなってくると思います。ベテランと若手のゴルファーが混じって来年も白熱した大会を見せてほしいと思います。